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殿の足の型状

2月に入り突然の大雪。
まだまだ寒い日が続いておりますね。


最近、HPへのアクセスキーワードで
ちょっと気になるモノがあったので取り上げてみます。




それは...





『雛人形  仕丁の足が』



これだけではなんの事かわかりませんが



『お雛様 体の前で組む』




と言うキーワードが新たに加えられたので、
お殿様と仕丁の足の組み方が違う事に対する質問だと推測できました。






では、当工房なりの解説をどうぞ・・・






まず、写真を2枚見て下さい。

束帯




水干



違いがお分かりでしょうか?

束帯は、かかとを合わせ足の裏をくっつけるようにしています。
水干は、いわゆる『あぐら』です。



推測ですが、ここには身分の差があるようです。
時代によって違いますので一概には言えませんが・・・



平安時代辺りでは、
束帯は、いわゆる公家の衣装で、
水干は、従事者(召使い)もしくは初期の武家の衣装です。

公家は写真でもわかる通り、高さのある畳に座っていますので
あぐらをかくより足を畳の下へ投げ出した方が
楽だったと考えられます。


水干を着用する者は身分が低いので
地面に座るためあぐらの方が楽だったと考えられます。


ですから、束帯・衣冠・直衣・狩衣を着用する者は
あぐらをかくことはなかったようです。

参考写真資料

直衣



狩衣



水干下腹巻





ちなみに私ども工房で作る人形は

お殿様(束帯)



仕丁(水干)



と、なっております。

時々お殿様があぐらをかいている
お人形を見ることがありますが見る人が見ると


『身分の低い人なのね・・・』

と、思われるかも知れませんね。

お気を付けを。









資料出典
日本の服装(上)
吉川弘文館







.

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2014/02/09 11:18 | 雛人形COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

雛人形の正しい鑑賞のお作法があるようで

札幌の雛人形司の山田氏の話で言及された三井記念美術館での「恒例」になっているらしい三井家のおひなさま展へ行って視ました。Webページの記述で鑑賞者には静寂を保つように求められていましたが、館の入り口付近でそのような掲示には私は気がつかなかった。あったのかも知れない。
最初の解説パネルで巴印(どこにそれはある?退室時に訊いてみたら保管箱)??と書かれていて、不明すぎて自らの静寂を保てないほどいらだってしまいました。途中、館内の「観るだけ茶室」には掛け軸は在りましたが造花すら飾られていない状態で、客を迎える雰囲気0の展示。展示物は保存状態が驚くほど良く一見だけでなく2度3度と鑑賞する価値有りで凄いのは分かりましたが、私にはそれだけでした。私は鑑賞のお作法や予備知識が不足していた、それだけですが。こちらのブログの内容の方が本物の雛人形鑑賞より楽しいです。

No:43 2014/03/25 18:11 | Ishikawa,Hiroichi #.AzvVKUA URL [ 編集 ]

Ishikawa,Hiroichi さま

コメントありがとうございました。
長いあいだ気がつかず承認待ち状態でごめんなさい。

ちょっと更新サボってますがまた見に来てくださいね。
お待ちしておりまーす。

No:44 2014/06/06 11:55 | 蓬左佳峰 #- URL [ 編集 ]

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